ペットには、人を癒やす効果があるといわれています。
アニマルセラピーも有名で、介護現場にも多く取り入れられています。
介護現場ではそのほか、音楽療法やメイクセラピーなども効果が期待されています。
それぞれセラピストになるためのコースがあり、資格を取ることによって介護現場に生かすことが可能です。
しかし、アニマルセラピーを介護現場に取り入れる場合、動物を扱うことになるため、それなりの準備は必要になってくるでしょう。
アニマルセラピーに対して、音楽療法やメイクセラピーは、準備にそれほど手間はかかりません。
音楽療法であれば、音源を準備しなくても合唱という方法をとれば、歌詞カードを準備するだけで実施することができます。
メイクセラピーの場合は、メイク道具があれば実施することが可能です。
特にメイクセラピーの場合は、介護利用者が自分で身体を動かすことなく、メイクしてもらうといった人からの行為を受けるだけで癒やしを得ることができます。
メイクには、自分の外見が磨かれることによる自信や満足感を得られる効果があり、物事に対する意欲を高めたりする効果も期待できるといわれています。
介護現場において、メイクセラピーにより心理学的にしっかりアプローチしたいのであれば、セラピストの資格を取得することにより、自信を持って介護利用者に接することができるでしょう。
利用者に自信を持たせ、ADLやQOLの向上にも貢献できれば、本人だけではなく家族からも喜ばれるかもしれません。【参照:注目が集まる「介護×セラピー」】